傷を気にしなくていい!鍛造でオーダーメイドした結婚指輪はすごい

結婚指輪を作るとき施像方法によって強度や仕上がりに差が出るのはご存知でしょうか。結婚指輪は生涯にわたって身に着けるものですから、なるべく頑丈なものが良いと考える人も少なくないはず。

そこで、結婚指輪の成り立ちから製造方法を紹介します。

オーダーメイドの結婚指輪

結婚指輪の歴史は古く、古代ローマ帝国が起源だと言われています。9世紀ごろからはじまりました。当時約束事をするしるしである鉄の輪を強行が結婚の誓いの儀式として使われ始めました。日本で結婚指輪が定着したのはおよそ50年前です。結婚式の時に新郎と新婦がけっこ指輪を交換する理由をご存知でしょうか。

指輪を交換することで夫婦として歩んでいく誓いを周囲にアピールし、永遠に途切れることのない愛情の象徴となります。その結婚指輪を身に着け、どんなに離れていても相手の存在を強く感じるのです。それに、二人が考えたデザインや素材でオーダーメイドで作った結婚指輪だと、より愛の誓いという意味が増したり、相手を身近に感じ、夫婦のきずなを深めることでしょう。

結婚指輪の製造方法の違い(鍛造・鋳造)

結婚指輪の作り方には大きくわけて、「鍛造(たんぞう)」と「鋳造(ちゅうぞう)」があります。

「鍛造(たんぞう)」は金属ローラーにかけて、金属の塊の厚みを調整しながら結婚指輪を形にしていく方法です。鍛造で指輪を作ると金属密度が高まります。「生涯よりそえる指輪がいい」という人におすすめの制作方法です。

鍛造には3つの種類があり、

  1. 職人が全部作る
  2. 機械と手作業のハイブリッドミックス
  3. 機械だけで作る

鍛造で制作されたリングは強度が高いリングになりますが、細かいデザインなどには向いていません。「鋳造(ちゅうぞう)」で結婚指輪を作る場合、ワックスで指輪の方を作ります。その後石こうを流し込んでワックス原型をかためて加熱。ワックスを取り出した後の空洞に、溶かした金属を流し込みます。流し込んだ金属が冷えたら、石こうから指輪を取り出し、研磨して完成です。

「鋳造(ちゅうぞう)」でつくられる指輪は多く、ティファニーでも鋳造で結婚指輪を政策しています。鋳造でつくられた結婚指輪は複雑で繊細なデザインに最適です。その一方強度が鍛造(たんぞう)に比べると弱くなります。

鍛造の結婚指輪がおすすめな理由

TANZOの指輪
オーダーメイドの結婚指輪は鍛造指輪<TANZO>

鍛造指輪は一般的な指輪店では発注できないことが多いため、オーダーの際は鍛造の専門店への足を運びましょう。

結婚指輪は一生ものですから、できれば頑丈な指輪を選びたいところ。鍛造でつくられた結婚指輪はシンプルで丈夫です。さらに、鋳造のように寸法にくるいがなく、リングの形を図形の様をデザインも可能。鍛造の指輪は強度があるため、早々壊れることありません。

特に旦那さんが職場で重い荷物を持ったり、長時間外で仕事をしたりするときなど指輪はデザインより頑丈さが求められます。力仕事が多い男性を旦那さんに持つ人は鍛造法でつくられた結婚指輪をおすすめします。