GPSは持たせるべき?子ども用防犯グッズまとめ

治安のいい国と言われている日本においても、子どもが巻き込まれる物騒な事件や事故が起きると恐怖を覚えます。警視庁の発表では「子供が被害者となる犯罪」は減少傾向にあるとのことですが1万人を超える子供が犠牲になっていると考えると安心することはできません。

参考:第2項 子供の安全を守るための取組 – 警察庁

ひとりで学校へ通えるくらいになっても、心配で毎日送り迎えをしている家庭も多く、それを過保護だとやゆする人もいないでしょう。「学校や塾にちゃんと着いたか心配」「どうしてもひとりで外出させなくてはならない」「目を離した隙に万が一のことがあったら…」と子どもがくつになっても、親は気がかりなものです。
そんな親御さんの多くが、子どもに防犯グッズを持たせています。
このページでは、子ども用防犯グッズの種類を解説しながら、ニーズに合わせた選び方を解説していきます。
どんなグッズを持たせるべきか悩んでいるパパママは、ぜひ参考にしてみてください。

子ども用防犯グッズ

防犯ブザー

身の危険が迫ったとき、ブザーから伸びているヒモやチャームを引っ張ることによって大音量のブザーが鳴るアイテムです。
ランドセルやバッグに付けておけるのでいつでも常に身に着けやすく、紛失する心配もありません。
子どもだけでなく女性にもニーズが高く、ひとりで道を歩くのが怖い、ストーカーや不審者などが心配という人におすすめです。
商品によってブザーの音量が異なるほか、GPSの有無など機能性にもちがいがあります。

キッズケータイ

子ども用に作られた、安全を守る機能が充実した携帯電話です。防犯ブザーがついているほか、スマホと同じようにGPS機能もついているので、いつでも子どものいる場所を把握できます。
保護者や家族と同じキャリアであれば、料金も毎月500円程度とリーズナブルです。

セキュリティサービス

通学中に不審者に付きまとわれた際や事件に巻き込まれそうなとき、専用端末から通報ボタンを押すとセキュリティ会社に通報できるシステムです。
緊急対処員がすぐに現場へ駆けつけて子供を保護し、安全な場所に誘導してくれます。また、保護者のスマホから子どもの端末へ連絡し、安否を確認できる機能などもついています。
小さな子どもだけでなく、ひとり暮らしをするようになった学生や女性の方などにもニーズが高く、賃貸サービスのひとつとして導入している物件もあります。こうした動きは東京等都心の大学だけでなく地方の大学でも取り組まれています。

参考:佐賀大学周辺の防犯サービス付き学生マンション

GPSは持たせるべき

防犯グッズ

やはり、GPSと連携した防犯グッズをそろえたり、セキュリティーの高い住まいを選んだりすることはとても大事です。

備えあれば憂いなしという言葉は現代社会においても変わらない教訓なのです。