布団の収納方法とは

布団の収納方法に注意を

布団は正しく収納しないとカビやハウスダストの原因となってしまいます。
普段正しいと思っている保管方法も実は間違っているということも少なくありません。

そこで今一度布団の正しい収納方法を確認してみましょう。
意外と間違えた知識で保管しているという人もいるはずです。

まずは使っている布団の種類を確認する

使っている布団や寝具というのはさまざまなものがあります。
使っている布団の素材や中に入っているものの材質によって保管方法や収納方法が違ってきます。

そこで、まずはタグを確認して素材を確認することから始めましょう。
素材によっては他の布団とは違った管理保管が必要なケースもあります。

布団を乾燥させる

人間は眠っている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。
そこで、そのままの状態で布団を片付けてしまうと布団にカビが繁殖する恐れがあります。

また、私たちが布団を触って乾燥していると思っていても、布団自体は湿気を吸い込みやすく布団の中は湿気が残っているということも少なくありません。
同様に布団を収納している場所によっては布団が湿気を吸収しているということもあります。
そこで、布団を収納する際には必ず収納する場所の湿度と収納する布団を乾燥させることを徹底することが重要です。

布団の乾燥方法についてご紹介

布団を乾燥させる方法として最も有名なのが天日干しです。
外に干すと乾燥させることができるだけでなく日光によって殺菌効果も得られます。

目安としてよく晴れた日であれば片面1時間ほどで乾燥させることができます。
必ず両面干すこと、余裕があれば両面干した後最後にもう一度最初に干した面を干すようにするとノミダニ対策に効果的です。

布団を干した際、表面にはホコリやハウスダスト、ノミやダニの死骸が浮き出てくるのですが、これを飛ばそうと布団を叩く人がいます。
しかし、これは正しくありません。

布団を叩くことで天日干しによって布団表面に出てきたハウスダストを布団の中に戻す原因となってしまいますし、布団が傷む原因にもなります。
汚れを落としたい時にはハンディクリーナーで吸い取るようにしたり、優しく表面を撫でたりするのが効果的です。

次に梅雨時のように湿気はあるのに思うように布団が干せないという場面では布団乾燥機を用いるのも一つの方法です。
布団乾燥機であれば毎日いつでも使うことができるので天候に関係なく布団を乾燥させることができます。

しかし、商品によって温度が違いかなり高温になるものもあります。
素材によってはあまりの熱風を当ててしまうと傷むことになるので温度管理には気をつけ70度以上にならないように心がけましょう。