気持ちと体の面で楽
住宅事情や出産の場所などの事もあり、里帰り出産をしない人も多くなっていますが、やっぱり、子供を産む、また産後くらいは、自由気ままに過ごすことができる実家が女性にとって何よりの癒しになるでしょう。
田舎に子供を里帰り出産を受け入れる病院がないなど、医療機関の問題で里帰り出産が出来ないという方もいますが、それ以外、もし里帰りできる環境があるなら、やっぱり体の為にも、実家で生むという選択をする方がいいでしょう。
里帰り出産はたくさんのメリットがあります。
気持の面でも大きく違う里帰り出産のメリット、またその前にしておくべきことなどを理解しておきましょう。
できれば里帰りの前に旦那さんの事を考えて
里帰り出産も実家が近いという事なら、旦那さんのごはんごと、実家にお願いしてしまうという方もいます。
でも実家が遠方だとそうもいきません。
実家が遠いという場合、身体の調子が万全なら無理のない程度で旦那さんのための準備をしておきましょう。
洗濯や掃除はできるとしても、困るのが食事という方がほとんどです。
カレーをたくさん作って1食分ずつ小分けにして冷凍しておく、シチュー、煮込みハンバーグなども作り置きしてひとり分ずつの冷凍にしておきます。
ご飯も炊いたばかりのご飯を1食分ずつ冷やし、冷凍しておけば、レンジでチンするだけで炊き立てごはんのようにいただけます。
お酒好きな旦那さんにはチーズたらとかビーフジャーキー、裂きイカ、サラミなどをセットにしてジップロックでいくつか作っておけば、それを取りだしてお酒のつまみにできますし、枝豆なども冷凍物をチンするように1食分ずつにしておくと使いやすいです。
実家に帰ったら動けるうちにしておくこと
実家に帰ったら体が動かせるうちに、自分が利用する部屋の掃除、赤ちゃんがきてからすぐ利用できるように赤ちゃんグッズを配置し、足りないものがないか確認します。
赤ちゃんの産着などもお洗濯してきれいに整えておきましょう。
100円ショップで籠をいくつか買っておいて、自分用と赤ちゃん用に分けて仕訳しておくと、赤ちゃんがきて忙しい毎日になっても、使いやすく整理もしやすいです。
哺乳瓶やおしりふき、オムツなど足りないものないかしっかりチェックしておきましょう。
やっぱり実家での出産が一番、里帰り出産のメリット
里帰り出産の一番のメリットは何よりも心が休まるという事です。
自分を生んでくれた両親がいて、一番信頼できる人たちの元でお産を迎えるのですから、何かあっても大丈夫という気持ちになれます。
ホルモンバランスが崩れやすい妊娠中、少々イライラしてもお母さんがしっかり受け止めてくれるでしょうし、一緒に散歩したり、暇があるようなら自分が小さい頃の話、赤ちゃんの頃の話など聞いてみるといいでしょう。
お母さんのおいしい味、食べ慣れてきたおふくろの味をいつも堪能できるという嬉しさもあります。
お産の前、正常な状態なら普通に動いている方がいいので、出来る範囲でお手伝いもしましょう。
この時がおふくろの味を覚えるチャンスになります。
生活費などについては少し用意して両親に渡しておきましょう。
三度の食事から光熱費から、実家とはいえ嫁に行った自分がまた利用するようになるのです。
でも親に生活費として渡したけれど受け取ってくれなかったという人が多いです。
親御さんも心待ちにしている新しい命の誕生です。
ストレスを一番解消できる実家でのんびり過ごし、お産に専念できるありがたさをしっかりかみしめましょう。
無事に出産を終え、落ち着いたら感謝の気持ちを込めて何かお母さんにプレゼントを贈ってあげましょう。
例えば、母の日が近ければカーネーションなどのお花や、スイーツギフトなど、お母さんが喜ぶプレゼントを選んであげるといいですよ。
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実家とはいえど、嫁に行った身ですので、両親には感謝の気持ちを伝え、普段の生活でも親孝行をしておきましょう。