電子レンジの掃除方法

意外と汚れる電子レンジ

毎日何気なく使っている電子レンジですが、よく見ると意外と汚れているということも少なくありません。
普段は見落としがちですが、庫内をよく見ると電子レンジの内側には汚れがこびりついている場所が多くあります。

日頃電子レンジの掃除というと外側の見えているところだけしか掃除をしないという人も多いです。
汚い状態で使い続けると汚れが落ちにくくなったり温めが非効率になったりということもありますから定期的に庫内の掃除もするようにしましょう。

電子レンジ庫内で汚れやすい場所

電子レンジの汚れを落とすには、まずは汚れている場所を確認することから始めます。
一般的に汚れやすい場所はいくつか限られており、そこを確認して掃除をすれば十分綺麗になることがほとんどです。

まず意外と汚れているのが庫内の壁でも特に天井です。
サランラップをかけ忘れて温めをしたり、かけて温めても中のものが熱くなりすぎて飛び散ったりすると庫内に付着してそれが汚れとなってしまいます。

それ以外にもターンテーブルの下、電子レンジ裏の通気口といった場所も汚れがたまっていることが多いです。
そこで掃除をするにあたってはこれらの場所の汚れを確認することから始めましょう。

庫内の汚れを落とす方法

庫内の汚れが見つかっても、拭き掃除をして全ては落とすことができません。
汚れがこびりついてしまっていることも多いですし、汚れを取っても匂いが残ってしまうということがあります。

そこで役立つのが重曹と耐熱容器です。
重曹を耐熱容器に入れ、さらに水を足して重曹水にして電子レンジでその重曹水を加熱します。
加熱時間は大体3分から5分、重曹水は重曹大さじ1杯にコップ1杯の水を入れれば十分です。

加熱が済んだら、すぐに扉を開けず、20分から30分ほど放置をします。
これによって蒸発した水蒸気で電子レンジ内部が蒸されて汚れがふやけてきて落としやすくなるのです。

電子レンジを30分放置したら中から耐熱容器を取り出して、中の壁を濡れ布巾で拭いていきます。
この時、布巾に先ほど使った重曹水をつけて拭くと油汚れが落ちやすくなりますし、作った重曹水を無駄にしません。

拭き掃除の際には余裕があれば電子レンジの横や裏、下といった場所も合わせて拭いておくと汚れが一通り落とせます。
意外と電子レンジの下は汚れがたまっていることが多いです。

全て拭いたら仕上げに水分が残らないように乾いたタオルや雑巾で拭くようにしましょう。
こうすることで水分が残らずカビの発生を抑制できます。

汚れがひどい場合には一度で落としきれないこともあります。
そのような時は無理にこすり落とすのではなく繰り返すことで少しずつ汚れを柔らかくして落としていくようにしましょう。