一体いつから?
赤ちゃんが生まれておっぱい、ミルクを飲んですくすく成長していろいろなことが少しずつできるようになってくると、やがて離乳食の時期がやってきます。
大体半年くらいになると、離乳食の時期になるといわれていますが、お子さんによって少し、違いがあります。
5ヶ月、6ヵ月を過ぎても、離乳食はまだ早いかなという赤ちゃんもいますし、6ヵ月くらいでもう離乳食にしても十分大丈夫だねという赤ちゃん、この違いはどのような行動に表れているのでしょうか。
2人、3人とお子さんをはぐくんできたママにはこのサインがわかるかもしれませんが、初めてお子さんを育てるというママにはこのサインが判断しにくいといわれます。
あくまでも目安になりますが、赤ちゃんが離乳食に移行するサインをここでちょっと紹介します。
よだれがすごく増えた
ママ、パパが食事をしている時、一緒にいる赤ちゃんがそれをじっと見てよだれをだらだらと、普段よりもずっと多く出すようになったら、赤ちゃんがミルク以外の食べ物を取り入れる準備が整ったよ、というサインです。
このよだれの量が多くなる現象は、歯が生える前に見られる現象とも言われています。
歯が生えるということはイコール、食べ物を摂取できるようになるサインです。
赤ちゃんと一緒に食卓を囲む時間を多くすることで、このサインがよりわかりや少なります。
よだれの量が多くなったら、無理せず離乳食を始めましょう。
大人と同じようにお口をもぐもぐする
大人が食事をしている時、一緒になってお口をもぐもぐし始めるのも、離乳食開始のサインです。
食べるということに興味を持ち、離乳食を体内に摂取する準備が整ったというサインなので、もぐもぐを始めたら少しずつ離乳食に移行するといいでしょう。
赤ちゃんと一緒に食卓を囲むことで、食に対して赤ちゃんが興味を示すということもあるので、大人が食事をする時間、赤ちゃんを抱っこするなどして、家族と一緒に参加している状態にするといいでしょう。
ミルクの感覚が以前よりも短くなった?
初めてママになった時、ミルクの時間を記録するようにと助産師さんや保健師さんにいわれます。
産まれたばかりの赤ちゃんは、だいたい3時間するとにおなかがすいて泣き始めますが、この感覚は次第に長くなり、夜間はほとんど泣かなくなりますし、昼間もかなり間隔があいてきます。
さらに成長してくると、ミルクを飲ませてもすぐお腹がすくようになり泣くようになります。
これが、離乳食のサインです。
ミルクをやけにほしがる……それが5ヶ月過ぎなら、ミルクよりも離乳食の栄養をほしがっているサインだと考えましょう。