年末年始は夫・妻のどっちの実家に帰省するのが正解?

どちらの実家にも帰省しない

年末年始は実家に帰るというイメージがありますが、あるアンケートによると、実際には約半数の夫婦が「どちらにも帰省しない」という結果が出ています。
結婚して長い夫婦程、年末年始は帰省しないという印象もありますが、結婚1~3年目の新婚夫婦や小学生までの子供がいる夫婦を対象にしたアンケートでもほぼ同じ結果です。

夫の両親と同居している、年末年始に限らず、行ける時に行っている、近くに住んでいる、毎月帰省しているから、とあえて年末年始に行かないという理由が多いようです。
その他には、年末年始は道路が混むから、夫の休暇がとれないから、実家が遠方で交通費がかかるから、という物理上の理由も多数見られます。

夫の実家と妻の実家の両方に帰省

帰省する夫婦の場合、「両方の実家に帰省する」と言う人が半数を占め、後の半数は夫の実家のみ、または妻の実家のみ帰省するという割合になっています。
両方の実家に帰省する理由として、毎年帰っているから、実家から近いから、片方だけ帰省すると角が立ってしまうから、というものが多くなっているのです。

恒例行事として、さらに、両家のバランスを見ながらという様子です。
他には、両親も待っており、両方の親にも会いたいから、両方の親を大切にしたいから、遠方で年末年始ぐらいしか帰れないから、という両方の親への気づかいが見られます。
その一方で、子供がお年玉をもらいに行くのを楽しみにしているから、という回答も多いようです。
両方の実家に帰ることは家族関係を円満にするためという意見が最も多く、どちらか片方だと気まずくなる可能性があり、バランスが非常に重要だと考えられます。

夫の実家のみ・妻の実家のみ帰省

夫か妻どちらかの実家に帰省するという夫婦の場合、夫の実家、妻の実家ほぼ同じ割合ですが、若干妻の実家に帰る夫婦が多くなっています。
理由としては、夫の実家で同居しているから、夫の両親は自宅に呼ぶから、夫の実家は遠すぎるから、赤ちゃんが小さい為に近くの妻の実家へ、という意見があるのです。

つまり、同居していて普段会えない方の妻の実家へ行くということのようです。
また、年末年始は夫の実家に親戚一同集合する為、夫の顔を立てて、妻の実家は春休みにゆっくりと、休みの関係で両方は無理だから、という意見もあります。
子供夫婦として、どちらかを選ぶなら夫の実家へ、という考え方が多いようです。

総合的に見ると、両親への気づかい、関係性を重視するなら両方の実家へ、どちらかを選ぶなら夫の実家に帰省するのが無難であるということになるでしょう。
旅費・時間という物理的理由で行かないという選択肢もありますので、家族にとって無理のない方法を選ぶことが最適と考えられます。