家族で風邪やインフルエンザを移さないためのポイント

看護婦さん

予防接種は当たり前

昔はこれほどインフルエンザが流行したという記憶がないのですが、最近はやけに毎年大流行という話を聞きます。

学級閉鎖、学年閉鎖などもよく聞きますし、病院もこの時期に行くとインフルエンザらしき患者さんを多く見かけます。
予防接種を受ける方も本当に多くなりました。

インフルエンザはとても厄介なウイルスで、感染しやすく、免疫が低下している小さいお子さんや高齢な方は、時に重篤な症状に陥ってしまう事もあるので、安易に対応できません。
お子さんがいるとどうしても学校や保育園でもらってきてしまいますが、それ以上、ご家族に感染しないようにするために、何が必要なのかインフルエンザ予防のポイントを理解しましょう。

インフルエンザから家族を守る

家族のうち誰かがインフルエンザに罹ったら、病院を隔離するという事、家の中でもマスクをつける事、乾燥させないことなど気を付けるべきことがたくさんあります。
インフルエンザは飛沫感染なので、飛び散ったウイルスがドアノブや電話などに付着するとそこから感染を起こします。

そのため、まずは病人を家族とは別の部屋に隔離することが必要です。
病人は必要以上に家の中を移動しないようにし、ご家族は全員マスクを着用してください。

病人が利用したタオルなどは利用しない、また手洗をしっかり行う事も必須です。

乾燥するとインフルエンザウイルスが室内に蔓延してしまいます。
高温と乾燥に強くウイルスが生き生きと増殖してしまうので、加湿する事が必須です。

寝るときにもできれば、マスクをして加湿するように心がけましょう。

換気と手洗も大切です。
閉め切った部屋にはウイルスが増殖してしまうので、必ず換気を行い、帰宅したら手洗うがいをしっかり行う事が必要です。

こちらのサイトも参考になります。
>>インフルエンザの予防法 eo健康

免疫力を付けることも大切

現代に生きる人は昔の人よりもずっと免疫力が低くなっているといわれています。
薬品を使い除菌をすることが当たり前となったことで昔よりも身の回りの菌の存在が少なくなり抵抗力がなくなってしまったとも考えられています。

免疫力が低くなると風邪を引きやすくなりますし、ウイルスへの抵抗性が低くなってしまうので、免疫力を高めるためにバランスのいい食事、適度な水分の摂取、睡眠をしっかりとり体に疲労をためこまないようにしましょう。